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お知らせ・活動報告

慌ただしい金曜日でした。

2月17日。前日夕方に連絡があり、20日(月)、21日(火)の予算委員会で法務省、デジタル庁の分科会で質問に立つことになりました。午前中までに質問を提出してくださいと厳しい催促があり、夜から朝にかけて大慌てで二つの委員会用の質問作成。去年もこのパターンで大変苦労しましたが、もう少し早く教えてくれれば、、と同期からは恨み節も。でも質問機会の少ない与党議員にとっては、質問に立てるだけでもありがたいこと。しっかり準備して臨みたいと思います。 この日は私が事務局長を務める「AIの進化と実装に関するPT」と「web3PT」のダブルヘッダー。AIPTでは、AI研究の第一人者である東大の松尾 豊教授と、Zホールディングスシニアストラテジストの安宅 和人さんに、話題のChatGPTの解説と、AI新時代が私たちの生活に及ぼすとてつもない影響についてプレゼンして頂きました。パラメーターの数をひたすら増やせばAIの回答精度が向上することが2020年に発見。1750億個のパラメーターをもつChatGPTの開発に繋がって行きました。人間がキーボードを打たなくなる世界、正解を求めるより問いを立てる力が求められる世界、ほとんどのホワイトカラーの仕事が大きな影響を受けるのは間違いなさそうです。多くの議員を圧倒したプレゼン資料の抜粋を公開しましたので、是非コメント欄から直接ご確認ください。 web 3PTでは、ブロックチェーンを使った新しいファイナンスの仕組みについて。中でも丸井グループが昨年発行したデジタル債は、エポスカードの会員が1万円から購入できる社債として注目。今まで考えられなかったほどの小口化により個人投資家も社債を気軽に買えるようになっただけでなく、発行体にとっては顧客が投資家にもなり、ファンとのエンゲージメント向上など多面的なメリットがあります。しかも、調達資金は発展途上国のマイクロファイナンスに使われ、社会課題の解決に。非常によく考えられたビジネスモデルに感心しました。 そのほか、アジア各国の中央銀行の代表団と昼食会など、やたら慌ただしい金曜日でした。みなさまどうぞ良い週末を。
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