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お知らせ・活動報告

本年も一つ一つ丁寧に取り組んで参ります。

1月4日。羽田からの早朝便で松山し、新春のご挨拶周りにフェリーで中島へ。島の多くの柑橘農家のお家では、今が出荷の繁忙期。旬の紅まどんななどを家族総出で丁寧に箱詰めされています。「年末年始はゆっくりできましたか」などとうっかりお声がけしようものなら「今が一番大変よ」とニヤリと返されます。天候不順だったこともあり、今年は品薄で価格も例年より少し高い市況。「旧正月ぐらいまではなかなか落ち着かんなあ」というのが柑橘農家の暦感覚のようです。 ご年配の方々は少し疲れた様子の方もちらほら。「昨日まで子供達や孫たちが大勢きとって倒れそうやったわい」とため息をつきながらも、どこか嬉しそうな様子。孫は来てよし帰ってよし。我が実家も、子供たち、孫たち、里子たちの大所帯で年末年始は大騒動。子どもたちが帰った後の脱力感と疲労感はよくわかります。とはいえ、島内各地には空き家も以前より増えている印象。着実に人口減少が進む中、島に一時の賑いが戻るお正月はやはり有難い機会です。 今日もたくさん伺った島の暮らしの悩みや課題について、本年も一つ一つ丁寧に取り組んで参ります。
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