NEWS
お知らせ・活動報告

3月4日。少数与党として29年ぶりの修正を受け入れる形となった令和7年度予算案と税制改正関連法案が衆議院本会議で自民・公明・維新の賛成多数により可決され、参院に送付されました。
副幹事長として、なるべく日々の国会対策の現場にも参加させて頂き、「熟議の国会」にどっぷり浸った1ヶ月強。予算審議をめぐる水面下の日程闘争や、与野党間での複雑な政策協議の実態など、テレビや新聞では報じられない政治の裏側をこれでもかと目の当たりにし、毎日が学びの日々でした。「少数与党で野党の要求ばかり呑まされていると、財政は悪化していくし、未来への投資はできない」苦渋の表情で語ったベテラン議員の横顔に、今国会の与党の苦労が凝縮されているようでした。
本会議前のわずかな時間を縫って石破総裁に党のガバナンス委員会の提言骨子を説明。「派閥」中心の党運営から移行し、どのように新たなガバナンス体制を構築すべきか。党への信頼回復に向けてコンプライアンス体制をいかに強化するか。課題は山積しています。政党としての初めてガバナンスコードを起草して3年。危機にある今こそ、組織としての自己改革能力が問われています。党大会までに実効性ある提言を取りまとめて参ります。