子規記念博物館前で初めて街頭演説のマイクを握ってから100日。ついに公示の日を迎えました。未熟な私を辛抱強く支え、励まし続けてきてくださった支援者、スタッフの皆さまに心から感謝申し上げます。 公示の日の朝はお墓参りからスタート。50歳で大蔵省の官僚を辞して政治家へ転身した祖父はどんな気持ちではじめての公示の朝を迎えたのだろう。想像を巡らしながら、感謝を込めて手を合わせました。 出陣式には広場を埋め尽くすような大勢の皆様にお越しいただき、本当にありがとうございました。 この国を危機に強い国に、成長し続ける国に、子供たちが夢を持てる国に。 緊張のあまり伊予を舞台にした肝心の万葉集の歌が一瞬出てこないなど相変わらずのドタバタぶりでしたが、青春時代の楽しい思い出の詰まった地で、なんとか無事皆さまに第一声をお届けすることができました。 「熟田津（にきたつ）に船乗りせむと月待てば潮（しほ）もかなひぬ今は漕ぎ出（い）でな」（額田の王） 時代の潮目が大きく変わろうとする今、ふるさとへの思いとこれまでの人生経験の全てを賭けて、新たな挑戦への船出が始まりました。12日間、全力で走り続けますのでどうぞ宜しくお願いします！