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お知らせ・活動報告

スタートアップを地方へ。

3月2日。長い闘病生活を過ごされている小児慢性特定疾病の子どもたちの中には、病室等で十分な教育支援を受けられていない子も少なくありません。先日、地元の支援団体の皆さんと行った勉強会では、厳格な授業参加要件や就学支援の不足の結果、落第を余儀なくされる子どもたちの悩みについて教えて頂きました。こうした問題意識につき、文部科学省の担当者に制度の説明を依頼。現在は同時双方向が前提とされている病児に対する遠隔授業の要件緩和や、就学支援の更なる強化についても検討をお願いしました。 私が事務局長を務めるインパクトスタートアップPTでは、世界的な宇宙ベンチャーとして活躍されているアストロスケール創業者の岡田 光信さんと、クラウドファンディングのReady For代表の米良 はるかさんらにプレゼンして頂きました。発表では、奈良県生駒市や茨城県つくば市など、自治体トップと社会的起業家が上手に連携して、高齢者支援や保育など自治体が自ら行うよりも安く高品質な社会サービスを提供している事例が多く紹介。社会課題解決に取り組む民間企業と全国の自治体のマッチングを進めるためのカタログづくりや支援の政策パッケージづくりについて充実した議論を行いました。愛媛県内の自治体にもどんどんこうした取り組み事例を紹介していきたいと思います。月内にPTとしての提言を取りまとめ、党の政策として正式に政府に提案する予定です。
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