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お知らせ・活動報告

先端的な介護DXサービスを視察しました。

1月25日。様々なセンサーを用いた先端的な介護テックサービスを展開しているエコナビスタ社のショールームと、実際に機器を導入している介護付き有料老人施設の松戸ニッセイエデンの園を視察しました。 同社のサービスでは、ベッドマットの下に敷いたマイクセンサーや天井のビデオカメラの情報をAI等を使って解析し、入居者の睡眠状態や転倒の有無、トイレの利用状況などが離れた場所でも瞬時に把握できます。深刻な人手不足に悩む介護業界ですが、こうしたIT機器の活用により、介護職員の大きな負担となっていた夜間巡視を劇的に削減したり、適切なタイミングでのおむつの交換が可能になるなど、入居者と介護職員の双方に大きなメリットをもたらす技術が広がっています。創業者の渡邉君人社長によれば、呼吸のリズムや心拍から睡眠の深さなども常時監視でき、将来的にはこうしたデータを認知症の予防、予測などにも役立てる研究も進んでいるそうです。また、エデンの園の現場責任者の方によれば、「導入した後の丁寧な研修や導入支援のフォローアップが大事」とのことでした。 厚生労働省では、こうした先端的な介護DXサービスの普及に向けて、地域医療介護総合確保基金の「介護ロボット導入支援事業」の活用促進を図っているほか、今年4月の介護報酬改定では、こうした生産性向上につながるテクノロジー導入に対する加算を予定していて、政策的にも支援してまいります。また、医療や介護などのヘルスケア分野でイノベーションを推進するスタートアップを支援する政策パッケージを検討するため、官民の知恵を結集して検討チームを立ち上げたいと思います。皆様のご意見もぜひ聞かせてください。
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