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このたび衆議院議員選挙愛媛1区にて、119,633票という大変多くの皆さまのご支援をいただき、当選させていただきました。
ひとえに、皆さんのおかげです。心からの御礼を申し上げます。
一夜明けた今朝は、JR松山駅前の街頭に立たせて頂きました。皆さまのために働ける喜びをしっかりと噛み締めつつ、皆さんの付託に応えていく責任を両肩にずしりと感じ、身の引き締まる思いです。
四ヶ月前、弁護士事務所を辞めてふるさと松山へ帰って来たときは、本当にイチからのスタートでした。軽自動車にメガフォンと一本のノボリを積んで、道後の子規記念博物館前で人生初の街頭演説をしました。小雨の中、不慣れな私の話を聞いてくださる方々の姿に、これからの選挙戦を闘っていく勇気をいただきました。
暑い夏でした。ジリジリと焼きつくような強烈な太陽の下で、ひとりでも多くの方のお声を聞きたいと、市内をひたすら回り続けました。厳しい残暑の中を自転車を走らせる私に手を振ってくれた方々もいました。若い世代の声にヒントを得てSNSでの発信にも力を入れ、これまで繋がれなかった方々や、「政治には関心を持ってなかったんだけど……」という方々の声も段々聞けるようになりました。
秋が深まり、私の出で立ちもポロシャツから長袖シャツになる頃には、選挙戦も熱を帯びてきました。選挙事務所に毎日のように足を運んでくださる方々や、遠方から駆けつけ連日のようにお手伝いしてくれた友人たちの励ましがどんなに心強くがありがたかったか。
本当に多くの皆さんのお支えによって、走り抜くことができた四ヶ月でした。皆さんの支えがないかぎり、決して政治はできないものだということを、そしてみんなのためにこそ私は自分の全てをかけなければならないことを、深く、深く学ぶことができました。
この間、皆様から頂いたお声の一つひとつが私の宝物です。皆様が託してくださった熱い気持ちが私の原動力です。この初心を忘れず、基本を肝に銘じ、政治の世界に第一歩を踏み出します。
少子高齢化、地方経済の疲弊、財政逼迫、米中新冷戦、増加する自然災害。私たちを取り巻くいまの世の中には課題が山積しており、まさに危機の時代といって過言ではありません。真っ先に取り組まなくてはいけないコロナ禍の克服という課題ひとつとっても、解決への道筋は数々の困難が予想されます。構造的な課題について世の中がよくなっていく実感が持てるのは1、2年では難しいでしょう。
だからといって、もう先送りは許されません。逃げずに課題に立ち向かって、次の世代に胸を張って引き継げる社会を築いていきたい。いまの子どもたちが未来に思い切り夢を抱ける時代を繋いでいきたい。私一人の力ではとうてい乗り越えられない壁でも、仲間と力を合わせ、挑戦を諦めなければ、必ず突破口は見えてくると信じています。
今日が、新しいスタートです。
皆さんからいただいた声を胸に刻み、新たな歩みを始めます。
ぜひこれからも、暮らしの声を聞かせてください。厳しい目で鍛えてください。
皆さまの代表としてふさわしい存在になれるよう、お育てください。もちろん私も、精一杯に励みます。
最後に、家族のことに触れさせてください。
10月31日の開票報告会の壇上に私はひとりで立っていましたが、SNSのライブ配信を通してサンフランシスコから妻と次男が、東京から長男が、私の姿を見守っていてくれました。ロンドンからは、様々な知恵とアイディアで支え続けてくれた弟が、エールを送ってくれていました。そして壇の横には、父と母の姿がありました。母の古希の誕生日でもありました。笑顔でした。
この4ヶ月。近くから、遠くから、いつも心の支えになってくれた家族に心からの感謝を。