10月2日。秋晴れの週末は市内各地で行事が目白押し。井門町のトラック協会では人気のトラックフェスタが3年ぶりに開催されました。汗ばむ陽気の中、働く車好きのお子さんを連れて大勢の家族連れが長い列。冷凍車の試乗や衝突体験にはしゃぐ子どもたちの笑顔を見て、トラック協会の皆さんも嬉しそうです。 伊台の農林水産研究所では年に一度の参観デー。ドローンによる農薬散布の実験結果など、研究員の皆さんの日頃の研究成果がわかりやすく展示されています。「25年の紅プリンセス出荷に向け、準備を進めています。」と所長さんも気合い十分。地域名産のこうげんぶどうも今が食べ頃です。 久米の日尾八幡神社では五つの地域による奉納獅子舞。「この3年間、子どもたちも発表する機会がなくてかわいそうだった」と父兄の声。地道に続けて来られた稽古の成果を集まった観衆の前で見事に披露されていました。宮司様によれば、「こうした試みは今年が初めて」とのこと。コロナを乗り越え、歴史ある神社から新しい伝統が始まる特別な瞬間に立ち会うことができました。 間近に迫る秋祭りに向け、各地の準備も本格化。高浜地区でも神輿のローブ巻きに体格のいいお兄さんたちが大集合。「きつく巻かんと神輿がバラバラになるけんね。」と腕の血管を浮き上がらせて、掛け声のたびにぎちっぎちっと縄を締め上げていきます。 全てのものに感謝を捧げたくなる、秋の深まりを感じる1日でした。