4月19日。翌日の委員会質問の準備を慌ただしく終え、五反田のクラスター本社へ。日本最大のメタバースプラットフォームを運営する同社の人気ワールド（番組）「ハロークラスター」に国会議員として初めて出演させて頂きました。 VRゴーグルを装着して、星空の下で焚き火を囲む集会の場に入場。見回すとアニメキャラクター風のものから、怪獣やロケットの破損部品のようなものまで、様々なタイプのアバターが数百人集まってワイワイやっています。最後のコーナーでいよいよ登壇。数百体のアバターにじっとみつめられると、現実世界での街頭演説よりもだいぶ緊張します。松山で行ったアバター街頭演説や、議員同士で広がっているメタバース会議などの取り組みを紹介し、先日のNFTホワイトペーパーについても報告。同期の川崎ひでと代議士、神田 潤一代議士も急きょ友情出演。「5月には議員によるメタバースイベントをやります！」と発表すると、大きな拍手や歓声。最後は派手に大空へ打ち上げて頂き、みんなで花火になりました（←詳しくは動画をご覧ください。） 今回の参加にあたっては、以前地元の三五屋さんに作成頂いたオリジナルアバター「あっきー1.0」をそのまま持ち込ませて頂きました。こうして運営会社が異なるプラットフォームを横断して自分のお気に入りのアバターを行き来させることができるVRMという規格は画期的で、これぞプラットフォーマーに縛られないWeb3時代の一つの象徴的な特徴だと感じました。また、これまではメタバース上での会議と言っても、もともと現実世界で知っている方と交わることがほとんどだったのですが、こうして不特定多数の参加者が一つのイベントに参加することを通じて一体感が生まれ、新たなコミュニティが形成される様子を体感すると、自分の既成概念ががらがら壊されていく心地よさがあります。 Web3、NFT、メタバース。なにごともまずは現場。まずは体験。まだ先行きがはっきり見えない技術だからこそ、ポテンシャルの大きな産業だからこそ、政策に携わるものとしてその本質をしっかり見極めていきたいと思います。引き続き皆さんからの情報やアイディアもお待ちしています。