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お知らせ・活動報告
9月29日。父の紹介で児童養護議連の長島会長、宮内事務局長、自見内閣府政務官と一緒に八王子市・駒木野病院を訪問し、児童精神科医療の現場の声を聞かせて頂きました。
精神的な疾患や障害を抱えた児童への医療提供の現場では、患者本人だけで親や家庭環境の課題も関係する場合が少なくない現状があります。例えば、保護者に虐待の疑いや精神的な障害がある場合、入退院の同意取得や判断においても、純粋な医療的観点だけでなく、家庭環境を踏まえた社会福祉的視点も合わせた総合的な検討が必要になるとのこと。一方で法律では精神保健福祉法と児童福祉法が必ずしも連携できているわけではなく、役所単位で見ても医療と社会福祉、施設内での教育などはそれぞれ部署が分かれていることから医療当事者の皆さんが日々難しい課題に直面しているそうです。制度が現状に追いついていない中で、さまざまな工夫と強い思いで日々こどもたちのために尽力している関係者の皆様に心から敬意を表します。
現場で感じた制度の縦割りに伴うさまざまな課題の解決に向け、取り組んで参ります。