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お知らせ・活動報告

地方活性化に向けて。

11月5日。県内各地の児童館の職員の皆さまと勉強会をさせて頂きました。0歳から18歳まで、地域におけるこどもたちの居場所・拠点として大切な役割を果たす児童館。松山市にも9ヶ所あります。ただ厚労省所管の「学童保育」や、文科省所管の「放課後こども教室」など各種の子育て支援の行政サービスもある中で、児童館の役割は「知られているようで知られていない」という思いもスタッフの皆さんにはあるようです。予算削減のプレッシャーも強い中で、工作ワークショップやキャンプなど充実したメニュー作りに職員の皆さまが様々な知恵を絞られている様子を教えて頂きました。障害児童のケアなどのニーズも増えており、良質な文化・体験活動の場としての児童館をどう支えていくか、国のガイドラインの見直しも含めて取り組むべき課題は多いと感じました。 せっかくの機会なのでこどもの城で昨年3月にオープンした「とべもりジップライン」も体験。こどもの城の高台からとべ動物園へ、そしてまたこどもの城へ。秋風を全身で感じながら、紅葉色づく道後平野一体を見渡せる絶景730メートルの空中散歩です。こどもから大人まで、間違いなく忘れられない体験となるはずですので、まだの方はぜひ! 夜は松山近隣8ロータリーの合同例会にて基調講演の機会を頂きました。ロータリークラブのモットーである「奉仕の精神」を引き合いに、「社会起業家とweb3が拓く新時代の社会課題解決」というテーマで自分自身の経験や最近の政策的取り組みを紹介。空き家問題や交通過疎など、地方ならではの社会課題がたくさんあります。そして、市民の善意を引き出しやすくする新しいテクノロジーが一気に普及し始めています。これらを柔軟な発想でビジネスチャンスに変えることができれば、地方活性化にも大きな光が差し込むのではないか。そんな思いを皆さんにお伝えしました。
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