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お知らせ・活動報告

税調シーズンのクライマックス。

11月30日。今週は自民党の税制調査会の小委員会において、税制改正要望の主要項目の審議が行われています。数百に上る税制改正の要望のうち、重要性や影響の大きな主要項目について集中的に審議の機会が設けられ、全議員に発言の機会が与えられます。 この日は、自動車の車体課税及び適格請求書(インボイス)制度の導入などがテーマ。自動車に関する税金については、ガソリン車よりも車体重量の重たいEV車の普及により、道路の補修費用などが上昇すると見込まれる一方で、それを賄うガソリン税の税収が減ってしまう状況にどう対応するかという問題。脱炭素の観点からエコカー普及継続も重要ですが、都会・地方の格差縮小も大事であり、様々な角度から賛否両論白熱した議論が展開されました。 また、来年10月から導入予定のインボイス制度については、課税売上高が1000万円以下の免税事業者を中心にビジネスへの大きな影響が懸念されています。制度の周知も十分とは言えない中で、急に小規模事業者の皆様に大きな経済的・事務的負担が押し寄せないよう、十分な配慮とわかりやすい周知・広報の努力が必要です。来週はいよいよ税調シーズンのクライマックスと言われる「マルバツ」が迫り、大綱策定に向けて税の季節が続きます。
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