2月1日。スタートアップ企業が新規株式上場した時の初値が公開価格を大幅に上回っている現象について、本来調達し得たはずの資金が得られない問題の改善に向けて公正取引委員会の調査結果の詳細説明を頂きました。スタートアップ企業側がIPOの相場がわからず、十分な理解や説明がないまま公開価格が設定される事例も少なくないとのこと。今後証券業界などとも連携して課題改善に向けた取り組みを始めるそうです。最近の公正取引委員会は、さまざまなモヤモヤした業界慣行に果敢に切り込んでいる印象で、要注目の官庁です。 お昼は愛媛県出身の大学生らと懇談。それぞれ大学の授業で学びながらも、地方で古民家カフェの経営や景観条例の改訂など社会課題の解決に向け取り組んでいるそうで、若い世代の意識の高さと行動力に脱帽。テニスコートと学生食堂で時間を浪費していた自分の学生時代が恥ずかしい。。 午後の本会議では、新疆ウイグル等での深刻な人権侵害に対する非難決議。新疆ウイグルだけでなく、チベット、南モンゴル、香港等の地域で弾圧を受けている方々からの支援を求める声につき、事実関係に関する情報収集を行い、救済への包括的な施策を実施する衆議院としての意思を示しました。 その後は私が所属する財務金融委員会の初会合。この会は俗に「店開き」と呼ばれ、大臣が所信を表明し、副大臣及び政務官らが簡単なご挨拶を行います。10分程度のセレモニー的な色彩が濃い会議ですが、この店開きを経て、いよいよ次回から法案審議がスタートします。