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お知らせ・活動報告

基調講演を行いました。

2月11日。神戸大学の忽那 憲治教授の主催するイノベーション・アクセルというスタートアップ支援団体の全国大会で基調講演を行いました。忽那先生はもともと愛媛県中島のご出身。昨年の選挙の頃より私が地方都市におけるスタートアップ振興の重要性について訴えていたこともあり、意気投合し、今回お誘い頂きました。 2000年、第一次ネットバブルがはじけた直後のシリコンバレー。2010年のリーマンショック直後の東海岸。私がかつて米国に留学した際に感じたのは、大きな危機に社会が打ちひしがれる度に、次の成長を強力に牽引する多くのベンチャー企業が静かに産声を上げる力強さでした。日本でもこの20年間多くの新たな企業が生まれましたが、そのほとんどが東京に集中しています。しかし、地方には地方特有の社会課題があり、その解決に向けたビジネスチャンスもあります。コロナ禍の影響もありオンラインコミュニケーションが急速に発達・普及した今だからこそ、物理的距離のハードルを乗り越え、地方から時代を切り拓く新規創業のチャンスが広がっていると考えています。 今年の年頭には岸田総理も、「新しい資本主義」の三本柱の中心としてスタートアップ支援をあげて頂きました。 『戦後の創業期に次ぐ日本の第2創業期を実現するため、本年をスタートアップ創出元年として、「スタートアップ5か年計画」を設定して、スタートアップ創出に強力に取り組みます。(中略)そのために公的出資を含めたリスクマネー供給の強化、公共調達等の大胆な開放、海外展開への徹底的支援、株式公開制度の在り方の見直しなど総合的に取り組んでまいります。』 弁護士時代に多くのスタートアップ企業の支援に携わらせて頂いた経験を活かし、まずは地元の先輩方や仲間たちと、スタートアップ支援のエコシステム(生態系)強化に向けて力を合わせていきたいと思います。どうぞ宜しくお願いします!
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