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お知らせ・活動報告

心からご冥福をお祈りいたします。

7月12日。港区の増上寺で行われたお通夜と葬儀に参列し、安倍総理に最後のお別れをして参りました。 会場では、官邸時代に一緒にお仕事をさせていただいた秘書官やスタッフの皆さんが慌ただしく受付や会場準備を手伝っておられ、安倍総理とのご縁の深さが偲ばれました。自衛隊の儀仗隊による演奏に続いて故人のビデオが上映。プライベートなお祝いの会で昭恵夫人の歌に合わせて安倍総理がピアノで「花は咲く」を演奏している姿が流されました。 「叶えたい夢もあった 変わりたい自分もいた 今はただ懐かしい あの人を思い出す」 昭恵夫人を優しく見上げる総理の笑顔に2人の仲の良さが伝わってきて、私をはじめ多くの参列者も涙を堪えることができませんでした。 長年盟友として公私にわたり深い親交を重ねてこられた麻生総理による弔辞。多くの国民の気持ちを代弁して頂きました。 「多くの国民もやりばのない怒りや悲しみにくれています。誰もがどうお悔やみを申し上げれば良いのかその言葉すら知りません。ただただご冥福をお祈り致します。」 そして、昭恵夫人からのご挨拶。 かつて同じ67歳で父の晋太郎先生が亡くなられた際、安倍総理は吉田松陰先生の留魂録の一節を引いて追悼文を書かれたそうです。人生には春夏秋冬があること。10歳で亡くなろうと100歳で亡くなろうと、それぞれの人生には自ずから四季があり、総理を目前にして倒れられた晋太郎先生について他人は残念だと思うかもしれないが、きっと父なりの春夏秋冬があったいい人生だったのだろう、との思いを綴られたそうです。 そして、 「主人の67年も、彩り豊かな素晴らしい春夏秋冬で、大きな実をつけて、冬になったのだろうと思いたい。そしてその種がたくさん蒔かれて春になればいろんなところから芽吹いてくることをきっと主人は楽しみにこれから見るのではないかと思っています。」 未だ整理のつかぬ心で安倍総理に焼香させて頂き、応援に来ていただいた参院選での勝利の報告と、長年のご指導への感謝の気持ちを捧げて参りました。 「花は 花は 花は咲く 私は何を残しただろう」 心からご冥福をお祈りいたします。
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