NEWS

お知らせ・活動報告

愛媛県聴覚障害者協会の皆さまとの勉強会を行いました。

8月21日。この日は愛媛県聴覚障害者協会の皆さまとの勉強会を行いました。 「我々にとって、手話言語は日本語とは別の大切な言語体系なのです」と熱く訴える聴覚障がい者の皆さま。悲願である手話言語法制定への思いに始まり、ろう教育や高齢者施設の現場での課題、公共交通機関における一層のバリアフリー化、自然災害時の情報アクセスなど、当事者目線で多岐にわたる具体的な政策課題につき教えて頂きました。また、当日のやり取りをサポートして頂いた3名の手話通訳者の方からは、手話通訳者の人手不足の問題や育成上の課題などについても共有頂きました。 国会では、本年5月に障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法案を成立させたばかりで、私も厚生労働委員会の一員としてその審議に関わらせて頂きました。同法により、聴覚障がいだけでなく、広く障がい者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策に関し、基本理念が定められ、国、地方公共団体等の責務が明確になりました。今後は同法を梃子として、県・市町とも連携してより具体的に障害者のニーズに沿ったきめ細やかな施策を実施していくことが求められます。電話リレーによる手話サービスやタブレットなどを用いた遠隔手話など、推進中の施策の加速も含めて取り組んで参ります。 「来年までには基本的な手話を練習しておいてください」との宿題もしっかり頂きましたので一歩一歩挑戦してみたいと思います。(集合写真はみんなでI LOVE YOUのサインで。
一覧へ戻る