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お知らせ・活動報告

自民党青年局によるベトナム研修二日目。

8月23日。自民党青年局によるベトナム研修二日目は、ベトナムの若手国会議員団との意見交換からスタートし、共産党青年団との意見交換、大使館での勉強会、ヴォン・ディン・フエ国会議長ら要人への表敬、若手国会議員連盟主催の晩餐会まで、慌ただしく濃密な1日でした。 ベトナムは共産党による一党支配のもとで5年に一度総選挙が行われ、500名の国会議員が選出されます。党の人事により議員から地方自治体の首長的ポジションに転出したり戻ったりすることも珍しくないようで、党、政府、国会のさまざまなポジションを経験しながら政治的キャリアを重ねていく仕組みだそうです。45歳以下の若手国会議員の半数以上が女性を占めるなど、先進的な側面もあります。 ベトナムでは市内はほぼノーマスク。社会経済活動もフル回転して、ポストコロナを見据えた様々な政策的議論が進んでいます。私からは、未だ第7波との闘いが続く中でウィズコロナ下での経済社会の再生・強化に向けた最近の日本の政策的取り組みについて、①感染症法上の取り扱い見直しの議論、②インバウンド再開を含めた観光・飲食業の支援、③労働人口の減少と外国人材受け入れの取り組み、④スタートアップ支援の四点を中心に紹介しました。 共産党トップ4の一人、フエ国会議長からは、両国の青年交流のさらなる進化に向けた提案と共に、最近締結された韓・越の協定を引きあいに、日本へのベトナム人労働者派遣の健全な発展継続のため、更なる議論が必要であるとの問題意識が示されました。 あと二日間、現地でできるだけ多くの情報に触れたいと思います。
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