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「この戦(いくさ)にすべてを」

 昨日、東京の自民党本部で、愛媛県第一選挙区支部長に選任いただきました。出馬を決めて以来、これまで多くの方々にエールを送って頂き、漸くここに第一歩を踏み出すことができ、身が引き締まる思いです。

 梅雨明けの青空が広がる朝、永田町の自民党本部の古い大きな建物に向かいました。厳しい表情の守衛さんに「候補者です」と用向きを伝えて、エレベーターで8階へ。控室で待っていると、宮内秀樹衆院議員が激励に来てくださいました。子供の頃、祖父の秘書を務めておられた宮内先生によく遊んで頂き、私にとってはお兄さんのような存在です。

「あきひさ君、政治家はとにかくまず笑顔、そして大きな声で挨拶が大事だからね!」


 満面の笑顔でそうお声がけいただいて、張り詰めていた心の糸がすっとほぐれました。

 奥の会議室に案内されると、テーブルのこちら側には、愛媛県連から村上誠一郎会長と山本順三常任顧問が同席くださっています。向かい側には執行部の二階俊博幹事長、世耕弘成参議院幹事長、山口泰明選挙対策委員長、小野寺五典組織運動本部長、林幹雄幹事長代理の先生方がずらりと席に就いておられます。
 まず県連から公募結果と、私を支部長に選任した旨の報告をしていただき、私は公募に応じた思いと決意を表明させて頂きました。
 執行部からは全会一致で支部長に選任するとの言葉を頂きました。
 最後に、真正面の二階幹事長の目が一瞬大きく開いて、候補者としての心得についてお言葉がありました。


「あとから言い訳をする人がいっぱいおります。そんなものは聞きたくない。この戦(いくさ)に全てを出し尽くして県民の皆さんの厳しく温かい声をしっかり受け止めてきてほしい。」


 小声ながらずっしりと重い言葉が胸に刺さります。身の引き締まる思い、とはこういう瞬間のことを言うのでしょう。

 部屋を出ると、エレベーターホールの前でさっそくテレビカメラや記者の方々に囲まれました。気持ちを整理する間などありません。

「限られた時間ですが全力を尽くす覚悟です。」とやっと答えて、党本部をあとに、松山にとんぼ返りしました。

 任期満了まで3か月を切ったタイミングでの挑戦。時間が足りない焦りにコロナ禍による制約も加わり、何もかもが手探りで試行錯誤の毎日です。でも、いろいろな方にお会いし、お話できるのは有難く、学びの多い日々でもあります。

 これからも一日一日精一杯頑張って参ります。

 本日よりウェブサイトを公開させて頂きました。急なお願いにも拘らず、友人たちが突貫で作成に協力してくれました。まだ暫定的なものですが、是非ご覧いただき、またフィードバックなど頂戴できれば嬉しいです。

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